主任からのメッセージ
働くことが「楽しい」
そして“やりがい”を実感できる園でありたい。

阿野 香央
むつみ保育園 主任
―職員にとってむつみ保育園は
何よりも「安心して働ける場所」でありたいと思っています。
そのためにも、園と職員との信頼関係というのが何よりも大切だと考えています。
保育園は働く職員にとっても一日のほとんどを過ごす大切な場であるはずです。
一人ひとりの存在を認め、何かあったら最後はしっかり職員のことを守れる存在。
何かあればいつでも気軽に相談に乗れる存在であいたいと考えています。
その上で、むつみ保育園は、
「風通しのいい場」でありたい。
お互いにいろんなことを語り合えて、「もっとこんなことしたい」や「こんなことができたら楽しい」を実現できる。
いろんなことに挑戦できて、働くことが楽しくて、やりがいを感じられる場所づくりができたらなって思っています。
―職員に対して思うこと
「保育」という枠や、固定観念にとらわれず、子どもと関わることを純粋に楽しんでほしい。
そして、子どもと日々関わる中で、いろんなことを学び、また、学びを深めてほしいと思っています。
同時に、様々な出会いに感謝し、置かれた場所・環境で精一杯輝いてほしいと考えています。
―むつみ保育園が目指す職員集団
物事を素直に受け止められる心を持てる、ポジティブな人の集まりでありたい。
どんな時も笑顔でいられて、いろんなことに探求心があって、元気な人。
なんでも一生懸命に取り組める人。
失敗を恐れずやってみようとチャレンジしようとする人。
人のことを考えられる人。
丁寧にそして礼儀を重んじることができる人。
協調性のある人。
人が好きな人。保育が好きな人。子どもが大好きな人・・・ちょっと贅沢ですね(笑)
すぐになれなくてもいいんです。
私も努力中です。
でも、みんなでここで共に仕事する中で、少しずつそんな人の集団を作っていけるように努力していきたいなって思っています。
―これから保育者を目指す方へのメッセージ
若いうちに少々の苦労はしておいたほうがいい。
たくさん失敗もしたほうが学びも多いです。
これは「若い」ということの特権です。
是非、その特権を思う存分活かしてほしい。
いろんな人や、様々な価値観に出会って、自分の「好き」を見つけてほしい。
周囲から大いに影響を受けて、どんどん吸収してほしいなって思います。
保育者として「これはできたほうがいい」ではなく、何か一生懸命になれるものや好きなことを見つけることが、きっと人生に生きてくると思います。
是非、楽しみながら自分のできるものを探して、強みにしていってほしい。
共にここで成長していきましょう。
楽しみながら働ける環境づくり
日々の保育を楽しみながら、職員一人ひとりがいきいきと成長していける環境を少しずつ整えています。
休憩室
普段、子どもたちと一緒に過ごすことが多い保育者。でも少しほっと一息つきたいこともありますよね。
長く懸案だった職員休憩室をこの春に改装しました。職員同士が束の間保育から離れ、ちょっと一息つけると良いなと思っています。

研修
園では、おもちゃやわらべ唄の研修なども定期的に実施しています。
職員同士でより子どもたちにできることを意見交換したり、互いのコミュニケーションを深める場として捉えています。


職員会議
職員会議は、職員室でみんなが一同に会して実施しています。
子どもたちの様子、行事のこと・・・保育はやはりチームワーク。職員がお互いの良いところを認め合いながら、楽しみながら、しかし真剣に意見交換する場と捉えています。

職員から知る むつみ保育園
母が私にしてくれたように、深い愛で子どもたちに寄り添う保育者になりたいです。

田所美咲(Tadokoro Misaki)
出身:岐阜県多治見市
入職:2019年
名古屋短期大学卒
園の給食ですきなもの:ラズベリーのジャム(園で収穫して作ったものなんです)
―保育者を目指したきっかけは?
小学生くらいから、甥っ子や近所の小さい子の面倒を見るのが好きだったんです。
子どもって“かわいい”ってずっと思ってました。
その頃からですね、漠然と保育士になりたいって思ったのは。
あとは、母の影響が大きいですね。
母は、絶対に怒ったり「○○しなさい!」とか、「早くしなさい!」っていうことを言わない人なんです。
いつも私が自分から動き出すのを待っていてくれて、見守ってくれる。
何かした後には、「頑張ったね」って認めてくれる。いつも私のことを受け止め、信頼してくれるんです。
なので、高校3年生になって、これからのことを考えたとき、保育士になりたいって思ったんですけど、そのとき、あーお母さんにみたいに子どもたちに寄り添える保育がしたいって思いました。
そこが保育者としての私の原点かなって思います。
―「やってしまった!」っていうような失敗とその失敗から学んだことはありますか?
「わあーやってしまった!」っていうような大きなものはないんですけど、とにかく1年目はへこみました。
子どもが泣いたら、すぐに抱っこしてたんですけど、私の時だけ抱っこから降りれない子どもがいたり・・・
とにかく子どもの反応が先輩と私では全然違って、先輩が当たり前にできることが私にはできないんです。
結構へこみましたね。
何で私じゃ駄目なのかな?向いてないのかな?って。
今考えると、それって「当たり前」なことかもしれませんが、真剣に悩みました。
それで、先輩の子どもとの関わり方を見て、まねてみることから始めたんです。
こんな時はこうしているんだとか、こんな声かけをしているのか・・・とか。
そうすると徐々にですけど、子どもたちの反応も変わってきて、自信を持てるようになりました。
うまくいかないときは、周りの先輩を見て、まずは真似てみるということが大切なのかもしれないなって思っています。
―仕事をする上で心がけていることを教えてください。
何より、子どもの気持ちに寄り添うということです。
全然まだまだなんですけど、子どもの「嫌だ」と思うことを、少しでも楽しいなとか、頑張ろうって感じれるような環境を作ったり、言葉かけができるようにっていつも心がけています。
―これから頑張りたいこと
わらべ唄です。
園にもわらべ唄の先生が来てくれて、学ぶ機会が結構あるんですが、わらべ唄には、不思議な魅力を感じています。
例えば延長保育の時間くらいになると、どんどんみんな帰っていくじゃないですか。
残った子どもたちはどんどんさみしくなるみたいなんです。
そんな時、なかなか子どもたち自身も自分の気持ちを切り替えがうまくいかない様子なんですが、わらべ唄を歌うと、不思議と心が落ち着いてきて、心がリセットされて、また切り替えて遊ぶことができるんです。
何かそんな不思議な力がわらべ唄にはある気がしていて、もっともっと勉強して、子どもたちと楽しい時間を過ごせるようにしたいなって思っています。
―これから保育者を目指す学生にメッセージをお願いします。
入職したての頃は、出来ない自分に悔しくて毎日泣いてしまっていました。
けれど、子どもたちの「みさきせんせー!」という声にパワーをもらって、今は保育士という仕事を選んでよかったなって思っています。
少しでもやってみたいなって思う気持ちがあるのなら、是非挑戦することをお勧めします。
むつみ保育園の良さは、“ダントツ人間関係”中堅として、楽しくて幸せな園にしていきたいです。

齊藤真那(Saito Mana)
出身:愛知県
入職:2015年
名古屋女子大学短期大学部卒
園の給食ですきなもの:ハンバーグ
―保育者を目指したきっかけからお聞かせください。
私が幼少の頃に通っていた保育園の担任に先生が大好きで、その先生みたいになりたいなっていうのがきっかけです。
あまり保育園のことは憶えていないんですが、その先生が担任だった年中の頃のことだけは本当によく憶えているんです。
母も、毎日その先生のことばかり話してたよって言います。
とにかく一緒にいつも遊んでくれて、いつも一緒に寄り添ってくれたんですけど、よっぽど好きだったんだと思います。
その先生みたいになりたいなっていうのが、私の夢でした。
―入職してやってしまった!失敗とその失敗から学んだことは?
4年目にクラスリーダーを任せてもらったんですが、全然上手くいかなかったことです。
3歳児のクラスだったんですが、子どもたちに絵本の読み聞かせをしても、全く興味なさそうなんです。
何かについて子どもたちに説明しても、全然聞いてくれないんです。もう一人の担任の先生の話だとちゃんと聴くのに、私の時は全く聴いてくれないというのが続いて。
「なんで私じゃ駄目なんだろう?」状態でした。
いろいろ悩んで、子どもたちの「気持ち」にしっかりと寄り添えていないのかもしれないなって思って、子どもたちが今、何を欲しているんだろうとか、今、何を伝えたいのかなということを意識するようになってから、徐々に上手くいくようになった気がしています。
―仕事をする上で心がけていることを教えてください。
保育は、やはりチームでするものなので、チームワークを大切にということは心がけています。
保育者同士、どう考えているのか?何をすればチームが上手くまわるのか、ということを日々意識したり、他の職員の良い点をどう引き出していけるのかを心がけています。
―むつみ保育園の魅力は?
ズバリ自然に囲まれた園庭です。
園長先生や主任先生も一緒に頑張って、環境を整えてくれています。
今はまだ「完成」ではありませんが、いろんな季節の実を育てて、それを収穫して、みんなで調理して楽しんだりしています。
これからもどんどん「進化」していくと思います。
―これから保育者を目指す学生に向けてメッセージをお願いします。
保育士の仕事って、子どもたちの豊かな育ちに寄り添っていくわけなので、楽なことばかりではないですが、その分やりがいのある仕事です。
はじめから上手くなんて行くわけないですから、へこむことも多いですが、必ず乗り越えていけますよ。
私は、同期がいなくて入職したての頃は、なかなか誰にも相談できず、少しつらい時もあったんですけど、だからこそ、新人の職員の人の気持ちにも寄り添えるかなって思っています。
是非一緒に悩んだり、勉強したりしながら、この素敵な仕事を通して頑張っていけたらなって思います。
もし保育士になろうとお考えの方は、むつみ保育園にも見学にお越しください。
お問い合わせ
質問や見学のお申し込みはお問い合わせフォームから